医院名:美馬内科クリニック 住所:〒770-8012 徳島県徳島市大原町千代ケ丸127−1 電話番号:088-677-5171

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2023.09.22

発熱外来の予約について

発熱の有無に関わらず、喉の痛みや鼻水、咳などのお風邪症状がある方は

診察場所を分けさせていただいております。

診察場所確保のため受診の際は、徳島市のホームページにも記載がある通り

必ず事前にお電話をお願いします。

 

また、お子様用の薬がないため、小学生以下のお子様は小児科の受診をお願いします。

ご来院されても抗原検査はできません。

 

ご理解とご協力をお願いいたします。

2023.09.09

土曜日の内視鏡検査、午後の診察について

2022年5月より、開始しておりました
専門医による土曜日の内視鏡検査ですが、
ご好評につき、毎週土曜日を担当していただく運びとなりました。

また午後4時以降の診察も担当されます。

専門医による検査をご希望の方は、是非この機会に
ご予約をいただけますようご案内申し上げます。

2023.03.01

ビタミンCの歴史

 

 

ビタミンCの歴史について触れてみたいと思います。

ビタミンCの発見は、16-18世紀の大航海時代において、大勢の船乗りたちに発症した、壊血病(ビタミンCの欠乏により、易疲労感、けん怠感、歯肉の腫れと出血、関節痛、創傷治癒の遅延、毛髪異常などの症状が見られ、重症の場合は死に至る)と関連があります。この時代の船には冷蔵庫などの設備はなく、新鮮な野菜や果物を長期に保存しておくことができませんでした。

1600年代に、英国東インド会社の医務長官、ジョン・ウッドールは、医学的裏付けはありませんでしたが、壊血病の発症予防目的でレモン、オレンジ、ライムなどの柑橘類の摂取を奨励しました。以来、英国海軍では、ラム酒にライムを入れて飲むようになり、壊血病の発症予防や改善に効果をあげています。

このことを受けて、1747年に英国海軍医師のジェームズ・リンドは、柑橘類の壊血病に対する効果を明らかにするための臨床試験を行いました。壊血病の水夫12名を2名ずつの6グループに分け、それぞれのグループに異なる種類の食事を与えたところ、オレンジやレモンなどの柑橘類を与えられたグループの壊血病患者の症状はほぼ完治しました。でも、この時点では、壊血病の発症を抑える成分の特定には至っていませんでした。

1919年になって、生化学者のジャック・ドラモンドにより、オレンジ果汁に含まれる壊血病予防因子が特定され、「水溶性因子C」と名付けられました。翌年1920年になってから「水溶性因子C」は、われわれの知るところの「ビタミンC」と呼ばれるようになりました。1933年にはウォルター・ハースによりビタミンCの構造式が明らかにされ、「アスコルビン酸」と命名されました。

余談ですが、2006年以降に先進国で報告された壊血病患者は、日本人も含めて20名以上になります。

 

 

2023.02.26

ビタミンCについて

 

 

2023年3月3日より、高濃度ビタミンCの点滴をはじめます。

今回からビタミンCについてご紹介いたします。

ビタミンCについては、よくご存じと思います。
では、ビタミンCってどのような効果があるのか、すぐにその効果をいくつか挙げるのは少々難しいのではないかと思います。

そもそもビタミンとは、私たち自身が体内で作ることができない、もしくは、ほとんど作ることができない物質で、からだの機能を調節したり、からだの中で発生する、いろいろな化学反応を助ける働きがあります。

ビタミンCの効果は、以下の通りです。

1.抗酸化作用
脂質中のフリーラジカルを消失させるために必要なビタミンEの再生に関わることで、脂質の連鎖的酸化を阻止します。
また、スーパーオキシド、ヒドロキシ
ラジカル、過酸化水素など、細胞を攻撃する活性酸素を消去することで体の酸化を防ぎます。

2.抗動脈硬化作用
動脈硬化の発症や進行には活性酸素の関わりが大きいとされています。
ビタミンCの抗酸化作用により、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)の酸化を防ぐことで動脈硬化を予防します。

3.コラーゲンの生成(美肌効果)
コラーゲンは、皮膚・血管・じん帯・腱・軟骨などを構成する繊維状のタンパク質で、体内での生成にはビタミンC、ビタミンA、鉄などが関与しています。

このため、ビタミンCが不足すると疲れやすい、シワができやすい、傷が治りにくい、毛細血管がやぶれやすい、などの症状が見られます。

4.免疫力の向上
ウイルスや細菌などの病原体を排除するために働く白血球の機能を強化します。
米国家庭医学会(AAFP)の2012年のガイドラインでは、ビタミンCの摂取が小児の風邪予防に効果ありと発表しており、そのほかの研究でも風邪症状の罹病期間を短縮したとするものもあります。

5.鉄の吸収の促進
消化管の中で植物性の食品に含まれる3価の鉄イオンを2価のものに変換して吸収を促します。

6.シトクロムP450の活性化
シトクロムP450は肝臓において解毒を担う酵素として知られており、その他にはコレステロールの合成に関わっています。
ビタミンCはその働きを活性化すると言われています。

上記の効果を背景として、

疲労回復効果
動脈硬化の予防
美肌効果
抗酸化作用(アンチエイジング)
抗ストレス
免疫力の向上
歯周病の予防・改善
がん予防

などの効果が期待されます。

次回はビタミンCの歴史についてです。

 

2022.08.30

Instagramを開設しました!

7月に当院のInstagramを開設しました!

看護師と管理栄養士による「便秘」や「過敏性腸症候群」などの便やお腹の不調についての解説や

キャンペーン、当日の空き状況、ワクチン情報など色々発信中です✨

下のQRコードも読み込めますよ!

「美馬内科クリニック」で検索して是非フォローしてください!

 

2022.08.02

当院よりお知らせ

2022.05.23

診察について

当院は予約の方と順番待ちの方を混合診療しています。

ご予約なしでご来院いただいた患者様は

・予約の方の間でお呼びします
・30分~1時間ほど待ち時間が発生する場合がございます。

・10時~10時30分は胃カメラのため診察が止まります

ご迷惑をおかけしますがご了承ください。
お電話、LINE、ホームページよりご予約が可能です。

2022.03.18

女性医師による便秘外来のご案内

女性医師による便秘専門外来(完全予約制)
2022年1月11日(火)よりスタートしました。

男性医師にはお話ししにくいことも
女性医師にであれば、お気軽に
ご相談いただけると存じます。

女性管理栄養士による栄養指導も
受けていただけます。

ご希望の方は、お電話にてご予約ください。
完全予約制ですのでご注意ください。

 2022年1月11日(火)より  
◇ 毎週火曜日 10:00~12:00  
◇ 担当:岩瀬啓子 医師

 

2022.02.06

開院15周年を迎えました

2022年2月5日で当院は開院15周年を
迎えました。
若槻クリニック様、アスティス様、
スタッフのみなさんから
お花をいただきました。

これも、患者様、関連機関の方々、
そしてスタッフのみなさんのおかげです。

20周年に向けて一層みなさまに
貢献できる三方よしのクリニック創りに
努めて参りますので

どうぞよろしくお願い申し上げます。
2021.12.31

2021年を終えるにあたり

2021年も本日で終わります。
本年は、新型コロナウイルス感染症に
翻弄された1年でしたが、
ご来院の患者様が、
安心、安全、安楽
に受診していただけるよう、

予約システム
web問診システム
キャッシュレス決済システム

などを順次導入いたしました。
おかげさまで、院内感染などの
トラブルもなく、多くのみなさまの
ご来院をいただきました。
スタッフ一同大変ありがたく感じるとともに
身の引き締まる思いです。

みなさまのお声を真摯に受け止め、
患者様対応など更なる向上に
努めたいと存じます。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

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