医院名:美馬内科クリニック 住所:〒770-8012 徳島県徳島市大原町千代ケ丸127−1 電話番号:088-677-5171

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2019.11.07

便秘のおはなし その3

 

 

 

 

 

 

 

   高齢者の便秘

 高齢者の方も以下の要因で便秘になりやすい
 とされています。

 ●筋力の低下
 老化により筋肉が衰えると、腹筋力で
 腹圧をかけて、便を送り出す力が弱まります。
 若い方と比べると運動量も少ないことや、
 介護を受けるような状態になると、ますます
 運動不足になり筋肉の衰えが加速します。

 ●自律神経のバランス
 自律神経には、交感神経と副交感神経とがあり、
 これらは、たとえるとアクセルとブレーキの
 ようなもので、一般的には緊張をすると
 交感神経のはたらきが優勢になり、
 リラックスすると副交感神経のはたらきが
 優勢になります。
 血管においては緊張状態で
 交感神経が優勢になると、血管が収縮して
 血圧が上昇します。
 一方、腸管では交感神経がはたらくと
 その動きは緩やかになりますが、
 リラックスして副交感神経がはたらくと
 活発に動くようになります。
 副交感神経のはたらきは、年齢が上がるにつれて
 低下することが明らかになってきています。

 ●食事、飲水量の低下
 年齢とともに食事量も少なくなります。
 喉の渇きも感じにくくなり、水分の摂取量も
 少なくなる傾向になります。

  便秘のお話 その4に続く

【過去の便秘の記事はこちら】

便秘のお話 その2

便秘のおはなし その1

 

2019.10.30

便秘のおはなし その2

    女性は便秘になりやすい?

 みなさんも普段の生活で女性の方が便秘を訴える

 ことが多いことはご経験があると思います。

 女性は以下の要因で腸管内に便がとどまりやすく、

 その間に便から水分が過剰に吸収されてしまい、

 便が硬くなることで便秘になりやすいと

 考えられています。

 

●女性ホルモン

 実は女性ホルモンである黄体ホルモンは、

 大腸の動きを緩やかにすることがわかっています。

 このため、黄体ホルモンの分泌量が多くなる月経前や

 妊娠初期には特に便秘になりやすい傾向にあります。

 

●食事量が少ない

 食事量も男性と比べると少ないですし、

 極端なダイエットは、便の原料である食事繊維や

 水分摂取の不足につながります。

 

●筋力が弱い

 腹筋力も男性に比べると弱いために、腹圧を

 かけて便を送り出す力が弱く、便が腸管内に

 とどまりやすくなります。

 

●心理的な要因

 家事や育児に追われ、多忙であることから

 なかなかトイレに行けない、羞恥心から

 人前でのトイレを我慢すること、なども

 便が腸管内でとどまりやすくなります。

  便秘のおはなし その3に続く

  その1はこちら https://www.mima-naika.com/blog/1313/

2019.10.22

便秘のおはなし その1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私って便秘かしら?

 

便は健康のバロメーターとも言われていますが、

便秘でお悩みの方が多いのも実際のところです。

 

ところが、便秘の治療では、糖尿病や高血圧などの疾患と比べると、

下剤の処方を受けるだけ、という型どおりの治療が

なされていることが多いようです。

 

便秘が原因でイライラしたり、うつや

不安など心理的に不安定な状態になり、

日常生活に支障を来される場合もあります。

そこで、今後便秘症について触れてみたいと思います。

数回に分けてお話ししますので、どうぞよろしくお願いいたします。

まず、普通のお通じとは、どのようなものを指すのでしょうか?

個人差もありますが、一般的には、

1日3回から3日に1回程度が普通のお通じとされています。

 

1週間に便の回数が3回未満の方は便秘といえます。

さらに、

①便が硬い

②コロコロの便が出る

③いきまないとなかなか出ない

④便が残っている感じがある

⑤指でかき出したり、ウォシュレットで刺激して出している、

などの状態のうち

いずれか2つ以上にあてはまる方も便秘といえます。

  便秘のおはなし その2に続く https://www.mima-naika.com/blog/1339/

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