医院名:美馬内科クリニック 住所:〒770-8012 徳島県徳島市大原町千代ケ丸127−1 電話番号:088-677-5171

診療案内(診療科目)

こんな疾患でお困りの方は

  • 糖尿病
  • 高血圧
  • 脂質異常症
  • 高尿酸血症
  • 痛風
  • 肥満症
  • 慢性甲状腺炎
  • バセドウ病
  • 風邪
  • 花粉症
  • 喘息

などの疾患でお困りの方はお気軽にご来院下さい。

一般内科

こんな症状でお困りではないでしょうか?

  • 体重急変
  • 貧血
  • 頭痛
  • 胸の痛み
  • 不整脈
  • むくみ
  • こむら返り
  • 寝汗
  • 鼻水
  • 手足がつる
  • 声が出ない
  • 食欲がない
  • 吐気
  • 嘔吐
  • 胸やけ
  • 膨満感
  • お腹の張り
  • 血便
  • 黒い便
  • 発疹
  • 頻尿
  • 便秘
  • 黄疸
  • 胃痛
  • 腹痛
  • 息苦しい
  • たん
  • 喉の痛み
  • 鼻づまり
  • 顔のほてり
  • めまい
  • 筋肉痛
  • 不眠

内科とは、「内臓の病気を手術せずに治療する医学の一分科」と定義されているように、内臓の病気を幅広く診察いたします。一般内科では、風邪、胃腸炎などの感染性疾患、脳梗塞や心筋梗塞などの循環器疾患、じんま疹や花粉症などのアレルギー疾患など幅広く対応いたします。体調の不良を感じたときには、まずは当院にご相談ください。

消化器内科

おなかの臓器の異常に関しては、より専門性をもって対応いたします。

  • 逆流性食道炎
  • 胃十二指腸潰瘍
  • 便秘
  • 過敏性腸症候群
  • 潰瘍性大腸炎
  • クローン病
  • 胆石
  • 慢性膵炎
  • 慢性肝炎
  • 胃がん
  • 大腸がん
  • 消化器がん

など、消化器分野の各種疾患の診療をいたします。

生活習慣病外来

生活習慣病とは

生活習慣病とは、かたよった食事、運動不足、喫煙、過度の飲酒、ストレスなど、好ましくない習慣や環境の積み重ねで発症する疾患です。
高血圧、糖尿病、高コレステロール血症などの脂質異常症、高尿酸血症(痛風)などがありますが、生活習慣の改善も含めてご相談を承ります。

高血圧

高血圧とはどんな病気?

高血圧とは、血管の中を流れる血液が、血管の壁に強く当たりすぎている状態が慢性的に続く病気です。一般的には、病院で測った時に上の血圧(最高血圧)が140mmHg以上、または下の血圧(最低血圧)が90mmHg以上の場合に高血圧と診断されます。

血圧が高い状態が続くと、血管には常に大きな負担がかかっています。これは例えるなら、ポンプで水を送るホースにいつも強い圧力がかかっているようなもの。最初は問題なくても、時間が経つにつれてホースが傷んでしまうように、私たちの血管も傷つきやすくなってしまいます。この状態を放っておくと、心臓や脳、腎臓など大切な臓器に様々な影響が出てくる可能性があります。

高血圧の原因

高血圧の原因は様々です

高血圧になる原因は一つではありません。遺伝的な体質が関係することもあれば、毎日の生活習慣が大きく影響することもあります。

特に、以下のような生活習慣は、高血圧のリスクを高めると言われています。

  • 塩分の摂りすぎ
       食事で塩分を摂りすぎると、体内の水分量が増え、血圧が上がりやすくなります。
  • 肥 満
       体重が増えすぎると、心臓がより多くの血液を送り出す必要があり、血圧が上がります。
  • 運動不足
       運動不足は肥満につながりやすく、また血管の健康にも良くありません。
  • ストレス
       精神的なストレスも血圧を一時的に上昇させることがあります。
  • 喫 煙
       タバコは血管を傷つけ、硬くすることで血圧を上げやすくします。
  • 過度な飲酒
       お酒の飲みすぎも血圧上昇につながります。
  • 加 齢
       年齢とともに血管が硬くなり、血圧が上がりやすくなる傾向があります。

高血圧のサインと、なぜ怖いのか?

高血圧は、「サイレントキラー」とも呼ばれる病気です。なぜなら、血圧がかなり高くなっていても、ほとんど自覚症状がないことが多いからです。そのため、知らない間に病気が進行していることが少なくありません。

しかし、何も対策せずに放置していると、以下のような深刻な病気につながる可能性があります。

  • 脳卒中(脳梗塞、脳出血など)
       脳の血管が詰まったり、破れたりすることで、麻痺や言語障害などの後遺症が残ったり、命に関わることもあります。
  • 心臓病(心筋梗塞、狭心症、心不全など)
       心臓に負担がかかり続け、心臓の働きが悪くなったり、心臓の血管が詰まったりすることがあります。
  • 腎臓病(腎硬化症など)
       腎臓の血管が傷つき、腎臓の機能が低下し、最終的には人工透析が必要になる場合もあります。
  • 大動脈瘤・大動脈解離
       体の中心を通る大きな血管が膨らんだり裂けたりする、非常に危険な状態です。

ごく稀に、頭痛、めまい、吐き気、動悸、耳鳴り、手足のしびれなどが現れることがありますが、これらの症状が出た時には、かなり血圧が高い状態になっていることもあります。

高血圧の治療と予防のポイント

高血圧の治療と予防は、大きく分けて「生活習慣の改善」と「お薬での治療」の2本柱で行われます。

  • 生活習慣の改善

    塩分を控えめに
       減塩は高血圧対策の基本です。加工食品や外食にも注意しましょう。

  • 適度な運動を習慣に
       ウォーキングなどの有酸素運動は、血圧を下げる効果が期待できます。
  • 肥満の解消
       適正体重を維持することは、高血圧予防にとても重要です。
  • 禁 煙
       タバコは血管に大きなダメージを与えます。禁煙は血圧改善に大きな効果があります。
  • お酒はほどほどに
       飲みすぎに注意し、休肝日を設けましょう。
  • ストレスをためない工夫
       自分なりのリラックス方法を見つけ、ストレスを上手に解消しましょう。

お薬による治療

生活習慣の改善だけでは血圧が十分に下がらない場合や、血圧が非常に高い場合には、血圧を下げるお薬が処方されます。お薬は血圧をコントロールするために大切ですので、医師の指示通りに服用することが重要です。

定期的な血圧測定

自宅でご自身の血圧を測る習慣をつけることも、高血圧の管理には非常に役立ちます。また、年に一度の健康診断などで、定期的に血圧をチェックするようにしましょう。

高血圧は、早期に発見し、適切な対策を行うことで、将来起こりうる重篤な病気を防ぐことができる病気です。少しでも気になる症状がある方や、健康診断で血圧が高いと指摘された方は、放置せずにぜひ当院にご相談ください。

 

糖尿病

糖尿病とはどんな病気?

糖尿病は、私たちの体にとって大切なエネルギー源であるブドウ糖(血糖)が、血液中に増えすぎてしまう病気です。通常、食事から取り込んだブドウ糖は、膵臓から分泌されるインスリンというホルモンの働きによって細胞に取り込まれ、エネルギーとして利用されます。しかし、インスリンの働きが十分でなくなると、ブドウ糖が血液中にたまってしまい、血糖値が高い状態が続いてしまいます。

血糖値が高い状態が長く続くと、血管や神経に少しずつ負担がかかり、将来的にさまざまな病気を引き起こす可能性があります。

糖尿病にはいくつかの種類があります

糖尿病は、発症の原因によって大きく2つのタイプに分けられます。

1型糖尿病

これは、インスリンを作る膵臓の細胞が壊されてしまい、インスリンがほとんど作られなくなるタイプです。主に若い方に多く見られ、インスリンを補うための注射が治療の中心となります。

2型糖尿病

こちらは、インスリンの量が不足したり、インスリンがうまく働かなくなったりするタイプです。肥満や運動不足、加齢、食べ過ぎなど、日頃の生活習慣が深く関わっていることが多く、日本人で最も多い糖尿病です。

糖尿病のサインに気づくために

糖尿病は、初期の段階では、ご自身ではほとんど症状に気づかないことが多い病気です。しかし、病気が進行すると、以下のような症状が現れることがあります。

  • 「のどが渇く」「水分をたくさん摂る」「尿の回数が増える」

    高くなった血糖値を薄めるために、体が水分を求めるようになります。

「なぜか体重が減る」

  • 体がエネルギーとしてブドウ糖を使えないため、代わりに脂肪や筋肉を分解してエネルギーを得ようとするためです。

    目の病気(糖尿病性網膜症)「体がだるい、疲れやすい」

  • 細胞がエネルギー不足になり、体が重く感じたり、疲れやすくなったりします。

    「手足がしびれる」

  • 神経に影響が出始めると、手足の感覚が鈍くなったり、しびれや痛みを感じることがあります。

これらの症状は、糖尿病以外の病気でも見られることがありますが、「もしかして?」と感じたら、一度検査を受けることをお勧めします。

糖尿病を放置するのどうなるの?(合併症について)

血糖値が高い状態が続くと、全身の血管や神経が傷つきやすくなり、さまざまな病気を引き起こす可能性があります。これらは「糖尿病の合併症」と呼ばれ、特に注意が必要なものです。

  • 目の病気(糖尿病性網膜症)

    目の奥にある網膜の血管が傷つき、視力が低下したり、最悪の場合失明に至ることもあります。

腎臓の病気(糖尿病性腎症)

  • 血液をろ過する腎臓の機能が低下し、むくみやだるさなどの症状が現れます。進行すると、人工透析が必要になることもあります。

神経の病気(糖尿病性神経障害)

  • 手足のしびれや痛み、感覚の麻痺などが起こることがあります。

目の病気(糖尿病性網膜症)心臓病や脳卒中

  • 動脈硬化が進みやすくなり、心筋梗塞や脳梗塞といった命に関わる病気のリスクが高まります。

これらの合併症は、知らず知らずのうちに進行していることが多いため、早期発見・早期治療が非常に重要です。

2糖尿病の予防と治療について

糖尿病は、適切な治療と日々の生活習慣の改善によって、進行を遅らせたり、合併症を防いだりすることができます。

  • 生活習慣の見直し

  • バランスの取れた食事:食べる量や種類に気をつけ、栄養バランスの良い食事を心がけましょう。
  • 適度な運動:ウォーキングなど、無理のない範囲で体を動かす習慣を取り入れましょう。
  • 禁煙・節酒:喫煙や過度な飲酒は、糖尿病を悪化させる要因となります。

薬による治療

食事や運動だけでは血糖値のコントロールが難しい場合、血糖値を下げるお薬を飲んだり、インスリン注射を行ったりすることがあります。

定期的な検査

ご自身の血糖値やHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー:過去1~2ヶ月の血糖値の平均を示す数値)を定期的に測定し、糖尿病の状態を把握することが大切です。

当院では、患者様一人ひとりの状態に合わせた丁寧な診療を心がけております。気になる症状がある方や、健康診断で血糖値が高いと指摘された方は、どうぞお気軽に当院までご相談ください。早期発見・早期治療が、健やかな生活を送るための第一歩です。


 

 

高尿酸血症

高尿酸血症とはどんな病気?

高尿酸血症とは、血液中に「尿酸」という物質が多すぎる状態を指します。尿酸は、私たちの体内でエネルギーを使う際に生じる老廃物の一種で、通常は尿と一緒に体の外へ排出されます。しかし、尿酸が作られすぎたり、うまく排出されなかったりすると、血液中に尿酸が溜まってしまうのです。

血液中の尿酸値が高い状態が続くと、尿酸が結晶となって関節などに沈着し、**痛風(つうふう)**という激しい関節炎を引き起こすことがあります。また、尿酸値が高い状態は、糖尿病や高血圧などの他の生活習慣病とも深く関わっており、注意が必要です。


なぜ尿酸が増えてしまうの?

尿酸が増える原因はいくつか考えられます。

  • 尿酸の過剰な生成
  •    プリン体という物質が多く含まれる食品(レバー、魚卵、干物、ビールなど)を摂りすぎると、体内で尿酸が多く作られます。
  •    また、激しい運動やストレスなども尿酸の生成を増やすことがあります。
  • 尿酸の排泄低下
       腎臓の働きが低下している場合や、利尿作用のある薬の服用、アルコールの摂取などにより、尿酸がうまく体の外へ
       排出されにくくなることがあります。
  • 遺伝的な体質
       体質的に尿酸値が高くなりやすい方もいらっしゃいます。
  • 生活習慣
       肥満、飲酒(特にビール)、清涼飲料水の飲みすぎなどが尿酸値を上げる要因となります。

高尿酸血症のサインと、なぜ怖いのか?

高尿酸血症は、高血圧と同様に、自覚症状がほとんどないことが多い病気です。健康診断などで尿酸値が高いと指摘されて、初めて気づく方がほとんどです。

しかし、この状態を放置すると、以下のような問題が起こる可能性があります。

  • 痛風発作
       最も特徴的な症状です。足の親指の付け根などに、突然激しい痛み、腫れ、赤みが現れます。あまりの痛さに
      「風が吹いても痛い」と言われるほどです。
  • 尿路結石
       尿酸が尿中で結晶となり、腎臓や尿管に結石ができることがあります。これによって、わき腹や下腹部に激しい痛みが生じたり、
       血尿が出たりすることがあります。
  • 腎臓病
       腎臓に尿酸が溜まり、腎臓の機能が低下することがあります。
  • 他の生活習慣病との関連
       高尿酸血症は、肥満、高血圧、脂質異常症、糖尿病といった他の生活習慣病と合併することが多く、これらの病気のリスクを
       さらに高める可能性があります。

高尿酸血症の治療と予防のポイント

高尿酸血症も、生活習慣の改善と必要に応じてお薬での治療を組み合わせることで、尿酸値をコントロールし、合併症を防ぐことができます。

  • 生活習慣の改善

    プリン体を多く含む食品を控える
       レバー、あん肝、エビ、イカ、干物、ビールなどは摂取量に気をつけましょう。

  • 水分をしっかり摂る
       水分を十分に摂ることで、尿酸の排泄を促します(ただし、砂糖を多く含む清涼飲料水は控えめに)。
  • アルコールを控える
       特にビールはプリン体が多く、尿酸値を上げやすいので注意が必要です。
  • バランスの取れた食事
  •    野菜や海藻を積極的に摂り、バランスの良い食事を心がけましょう。
  • 適度な運動
       肥満の解消は、尿酸値を下げることにもつながります。
  • ストレス解消
       ストレスも尿酸値を上昇させる要因となるため、上手にストレスを発散しましょう。

 

お薬による治療

生活習慣の改善だけでは尿酸値が下がらない場合や、痛風発作を繰り返す場合などには、尿酸値を下げるお薬が処方されます。

定期的な検査

高尿酸血症は自覚症状がないからこそ、定期的な健康診断で尿酸値をチェックすることが大切です。

高尿酸血症は、適切なケアをせずに放置すると、痛風発作のようなつらい症状や、他の病気のリスクを高める可能性があります。健康診断で尿酸値が高いと指摘された方や、痛風発作を経験された方は、ぜひ一度当院にご相談ください。

花粉症

毎年の花粉症(季節性アレルギー性鼻炎)でお悩みの方のために、花粉症の治療も行っています。お一人おひとりの病状に合わせて、内服薬や鼻スプレーなど、適切な治療方法をご提供させていただきます。くしゃみ・鼻水・鼻づまりなどのつらい症状でお困りなら、お気軽に当クリニックまでご相談ください。

検査・検診

特定健診

特定健診

特定健診とは、生活習慣病の予防・改善のために、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)を重視した項目で構成されている健康診断です。40~74歳の被保険者・被扶養者が対象となります。

当クリニックでも、この特定健診を通じて、皆様の生活習慣病の予防・改善をお手伝いしたいと考えています。健康を維持するためには、まずはご自身のお体の状態を正しく知ることが一番です。是非、特定健診を受けられて、普段の健康管理に役立てるようにしてください。

その他検診

  • 大腸がん検診
  • 前立腺がん検診
  • もの忘れ検診

など。

予防接種

当院では予防接種も行っています。定期接種のワクチンは準備の関係上、接種希望日の3日前までにご予約いただけますようお願い申し上げます。
インフルエンザワクチンに関しては、その都度トップページのお知らせでご案内いたします。

予防接種の種類について

定期接種

法律に基づいて自治体が主体となって実施するものです。
基本的には自己負担なく受けられます。接種スケジュールについては下記のサイトをご参照いただくか、当院にご相談ください。

任意接種

希望者が各自で受けるものです。費用は自己負担となります。

 

当院で接種可能なワクチンの種類

定期接種 (対象年齢は政令で規定)
生ワクチン
  • BCG
  • 麻しん風しん混合 (MR)
  • 水 痘
不活化ワクチン・トキソイド
  • 4種混合(百日咳・ジフテリア・破傷風・不活化ポリオ混合)
  • 2種混合(ジフテリア・破傷風混合トキソイド)
  • 日本脳炎
  • 小児用肺炎球菌
  • インフルエンザ菌b型 (Hib)
  • B型肝炎
【任意接種】
ワクチンの種類 料 金(税込)
生ワクチン

■ 流行性耳下腺炎 (おたふくかぜ) 5,500円
■ 麻 疹 (はしか) 5,500円
■ 風 疹 5,500円
■ 麻しん風しん混合 (MR) 11,000円
■ 水痘・帯状疱疹(一般) 8,800円
不活化ワクチン・トキソイド

■ インフルエンザ (注1)
■ A型肝炎 8,800円
■ B型肝炎 5,500円
■ 破傷風トキソイド 2,200円
■ 肺炎球菌 7,700円
■ 水痘・帯状疱疹(シングリックス、2回接種分) 55,000円
■ RSウイルス(アレックスビー) 27,500円

注1:下記より期間および料金についてご確認お願い致します。

インフルエンザ予防接種

インフルエンザとは

インフルエンザとは、インフルエンザウイルスに感染することで、38℃以上の発熱、頭痛、喉の痛みなどの症状を引き起こす感染症です。風邪と似た症状が現れますが、風邪よりも症状は重く、小さな子供や高齢者の方が発症すると、重症化することもあります。

インフルエンザの予防接種

100%ではありませんが、有効な予防方法としてワクチン接種があります。インフルエンザは毎年、12月から翌年3月ごろにかけて流行するので、流行期に入る前に接種するようにしましょう。なお、去年ワクチン接種を受けた場合でも、毎年、異なるタイプのものが流行するため、1年に1回接種するのが望ましいとされています。

説明動画はこちら

ワクチン接種の時期

ワクチン接種後、効果が現れるまでに2週間程度かかります。また、例年の流行期は12月から翌年3月ごろなので、10~12月上旬ごろまでに接種するようにしましょう。

接種期間

令和6年度の接種期間は、令和6年10月19日から令和7年1月15日までといたします。今シーズンも密を避けるため、すべて予約制にいたしますのでご理解のほどお願い申し上げます。ご予約はお電話にて承ります。なお、ワクチンがなくなり次第、予告なく接種を終了することがございますのでご理解を賜りますようお願い申し上げます。
088-677-5171までお電話ください。

事前web問診および予診票ダウンロード

一般の方の予防接種に関しては、当院ホームページの事前web問診の項目から予診票の入力をお願いいたします。事前web問診ができないときには、インフルエンザ予防接種の予診票のダウンロードが可能です。あらかじめダウンロードをしていただき、ご記入いただくことで、院内での滞在時間を短くすることができます。公費対象者の方には受付窓口にて、事前に予診票をお渡しいたしますので、ご自宅でのご記入をお願いいたします。

接種料金(税込)
1回目 2回目
(当院で1回目接種した方)
一般の方
※生後6ヶ月未満は接種不可
4,000円 2,500円
公費対象者 1600円
公費対象
  1. 徳島市に住民票があり、接種日において65歳以上の方
  2. 徳島市に住民票があり、60~64歳で心臓・じん臓・呼吸器に日常生活が極度に制限される重い病気がある方、および、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障害で日常生活がほとんどできない方(意思確認のできない方への接種はできません。自費接種となります)
接種回数
  • 生後6ヶ月~12歳 :2回接種が望ましい
  • 13歳以上 :原則1回接種
  • 65歳以上 :1回接種
接種間隔 1回目接種後から2~4週間

インフルエンザ予防接種よくある質問

インフルエンザ予防接種を受けると、新型コロナウイルス感染症にもかかりませんか?

インフルエンザワクチンはインフルエンザの発病や重症化を防ぐ効果はありますが、新型コロナウイルスには効果がありません。2021年の秋から冬にかけても新型コロナウイルス感染症の流行が続くと予測されることから、両方に感染する危険を避けるためにも接種されることをお勧めいたします。

予防接種の効果を教えてください

発熱やのどの痛みなど、インフルエンザの症状が出ることを「発病」、発病後、肺炎や脳症などの思い合併症を起こすことを「重症化」といいます。日本国内の研究によると、福祉施設に入所している65歳以上の高齢者において、「発病」や「重症化」を抑える効果があったとされています※1。予防接種の目的は、絶対にかからなくする、というものではなく、インフルエンザの「発病」や「重症化」を抑えることにあります。

※1平成11年度 厚生労働科学研究費補助金 新興・再興感染症研究事業「インフルエンザワクチンの効果に関する研究(主任研究者:神谷齊(国立療養所三重病院))」

妊娠中ですが予防接種はできるのですか?

妊娠中にインフルエンザになると、重い合併症などで入院となるリスクが高くなることが報告されています。また、インフルエンザウイルス感染により、流産率や死産率が増加するとの報告もあります。国内で使用されているワクチンは、不活化ワクチンといって、処理により病原性をなくしたウイルスを使用しているため、胎児に悪影響があったとの報告はなく、接種することで流産や死産のリスクを低下させることが期待されます。

授乳中ですが予防接種はできるのですか?

妊娠中の予防接種でもふれましたが、インフルエンザワクチンは、不活化ワクチンといってワクチンの成分による感染は起きることがありません。授乳中に、おかあさんからのインフルエンザウイルスの感染を予防することが大切です。授乳中に予防接種をしても赤ちゃんに悪い影響をおよぼすことはないのでご安心ください。

卵アレルギーがあるのですが、ワクチンを接種しない方がいいのでしょうか?

インフルエンザワクチンは、ふ化鶏卵培養法といって、有精卵(ふ化鶏卵)の中に微量のインフルエンザウイルスを接種して、ウイルスを培養・精製してつくります。製造の過程でごく微量の卵の成分が含まれますが、数ng/mlときわめて微量でWHOの基準よりはるかに少ないことから、ワクチンの接種によって、じんま疹、呼吸困難、ショックなどのアナフィラキシーを起こしたことがない限り予防接種は可能です。

アトピーや喘息など、アレルギー疾患がありますがワクチンの接種はできますか?

ワクチンの成分によって、じんま疹、呼吸困難、ショックなどのアナフィラキシーを起こしたことがある人は接種ができません。前記以外の方で、アトピー性皮膚炎、気管支喘息、アレルギー性鼻炎あどのアレルギー体質であっても予防接種は可能です。

ワクチンは何回打てばいいですか?

13歳未満の方は2回接種、13歳以上の方は1回接種をお勧めしております。1回目と2回目の間は2~4週間(望ましいのは4週間)開けてください。

インフルエンザ予防接種のときには何を持って行けばいいのでしょうか?

診察券をお持ちください。初診の方は登録のために保険証の提示をお願いしています。65歳以上であるか、60~64歳で心臓・じん臓・呼吸器に日常生活が極度に制限される重い病気がある方、および、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障害で日常生活がほとんどできない方は、公費負担者として\1,600円で受けていただけます。確認のための保険証もしくは運転免許証などをお持ちください。また、公費対象者の方のうち、徳島市以外の徳島県内にお住まいの方は、居住地の保健センターで予診票の発行を受けて下さい。予診票をお持ちでない場合、一般接種扱いとなり接種料金は「4,000円」になりますのでご注意下さい。

熱がありますが、予防接種は受けられますか?

体温が37.5度以上ある方は接種ができません。ご自宅で検温をして37.5度以上あった場合、キャンセルのご連絡をお願いいたします。

副反応について教えて下さい

副反応とは、ワクチンの接種の後で起きる、発熱、腫れ、痛みなどの好ましくない変化を指します。副反応には、接種部位の発赤、腫れ、痛みなどの局所反応が10~20%に、発熱、頭痛、寒気、だるさなどの全身反応が5~10%に見られます。これらは通常4-5日でよくなります。重い副反応としては、1.ショック、じんましんや呼吸困難などのアナフィラキシー様症状、2.けいれん、運動障害、意識障害などの症状がみられる、急性散在性脳脊髄炎、3.両手足のしびれ、歩行障害などの症状がみられる、ギランバレー症候群、4.肝機能障害、喘息発作、紫斑、などが見られますが、頻度は極めてまれです。

重い副反応が出た場合、どうすれば良いのですか?

上記の副反応のところで触れましたが、けいれん、意識障害、強い頭痛などの重い症状が出た場合、速やかにご連絡ください。しかるべき対応をいたします。また、最善を尽くしても重い健康被害が生じた場合、独立行政法人医薬品医療機器総合機構法に基づいた救済制度が設けられています。

さらに詳しくはこちら
厚生労働省「インフルエンザQ&A」

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